西郷どん第4話「新しき藩主」感想
もう2月になってしまいました。早い!
さぁ第4話です。
ここまで安定を保ってきた西郷どんが
今回は結構冒険してましたね〜^^
まだ観てないよって方はこちら↓
忙しいよって方はこちら(NHK公式)↓
※以降ネタバレします。ご注意ください!
キャスト
赤山靭負
西郷どん放送が始まって間もなく朝イチにご出演なさっていたので、
死亡フラグと囁かれていましたが…^^;
由羅の方
息子・久光を次期当主にせんがため
あの手この手で斉彬を排そうとしています。
この、女優感MAXの小柳ルミ子お由羅さま大好きです!笑
薩摩の藩主・島津斉興(しまづなりおき)を演じるのは鹿賀丈史さん。
この方、翔ぶが如く(1990年)では
大久保利道役だったのですね…!
当時から観ていた方にとっては
おぉ…!ってなるんでしょうなぁ。
島津斉彬
父・斉興の藩主の座を狙う斉彬(なりあきら)。
西洋かぶれと罵られていましたが
考えが先進的すぎて周囲から変人扱いされるというのは
歴史あるあるですね。信長しかり…吉田松陰しかり…
言わずもがなの渡辺謙さま。
ストーリー
赤山靭負の自害
由羅の方を暗殺しようとしたとして
斉興の怒りをかった斉彬派。
そこに対し、なんとかはたらきかけようとする吉之助ですが
完全に頭は沸騰状態。
後先考えず、猪突猛進といった感じです。
その様子とは対照的に
赤山さまは静かに死を受け入れます。
吉之助らを集めて
あくまで明るく酒を振る舞っていました。
自分が死ぬことで立ち上がる人がいること
自分が描いている藩の姿を実現してくれる人が現れること
自分の志を継いでくれる人がいること
それがわかっているから
笑って人柱となったのでしょう。
あとは…
薩摩武士というのは悲しいときでも
湿っぽくなるのを嫌うものなのですかね?
不器用な薩摩武士
私が一番泣けたのは、
大久保正助の父・次右衛門(じえもん)さんと
西郷吉之助の父・吉兵衛(きちべえ)さんの
相撲のシーン。
斉彬派掃討のあおりを受けて
喜界島に島流しになってしまった次右衛門さん。
生きて帰れるかはわからないという局面ながら
案外あっさり家族に別れを告げて
出て行こうとしますが
吉兵衛さんに引きとめられて
相撲をとることに。
相撲を通して
みんなから大きな声援を受けた次右衛門さん。
吉兵衛さんは面と向かって
「頑張れ、絶対生きて帰ってこい」とは
言わなかったけれど
次右衛門さんには届いているんだろうなぁ。
やっぱり薩摩武士は湿っぽいのを嫌う性分なのでしょうかね…
しんどい時顔にも言葉にも出さないのは男らしい。
まさかのロシアンルーレット
ネットでも反響かなりあったようでした。
このロシアンルーレットは
ケン・ワタナベをいかにかっこよく見せるかを
追求した結果ですよね。ありがとうございます。
斉彬のシュミレーションでは
どう説得しても斉興との話は平行線で終わってしまう。
だからもう男の意地と意地のぶつけあいで
決着をつけるしかないと
あんな感じになっちゃったんでしょうね。
かなりの荒技でしたが
ドラマとしてはかっこよかったかな。
(史実重視の方はちょっと苦笑い?)
説得するためのコマをどう出していくか
もうお盆の上に全部準備してましたもんね斉彬さま。
そして全てを察して刀を収める
側近の方々。
今回は斉興が完全な悪役として描かれていましたけど
最後の西郷どん紀行にて
斉興が斉彬を嫌うのは
長く実権を握られていた祖父に
斉彬がよく似ているからだとありましたので
(そんな大事なことは本編でやったげて…)
人間的なタイプが違ったってだけで
斉興さんそんな悪い人だったのかな?って感じでしたが。
まとめ
安定、安定で来ていて若干面白みに欠けるかな…?とも
思われた西郷どんでしたが
ちょっと面白い試みが観られた回でした。
あとは鈴木亮平さんの熱演で
もはや西郷さんの最初の違和感みたいのは薄れつつあるという…
吉之助自体はまだまだ未完成の青二才で
綺麗事しか言わない
信じたものを疑うことを知らない
多角的な考え方ができない
思い込んだら一直線!
といった感じですが
赤山さまという身近な師を失って
これからどう変わっていくのでしょうか。
おまけ
このシーンのカメラのアングルが
コメディタッチで好きでした。
由羅「みんな、私を斬りにいらっしゃい!!」
久光「…( ´ Д ` ;)ハラハラ」
斉興「…由羅(呆れ)」
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byもっちー